【山鹿】源泉かけ流しの宿「きなっせ」に泊まってきた|道の駅 水辺プラザかもとの宿泊施設レポ
道の駅「水辺プラザかもと」の中にある宿泊施設、源泉かけ流しの宿 きなっせ。
レストラン「Mamma(まんま)」と天然温泉「湯花里(ゆかり)」目当てに水辺プラザには何度も通っていて、そのたびに「きなっせ、気になるなぁ…」と横目で見ていました。だって、部屋の内風呂が源泉かけ流しですよ。温泉大好き人間としては、そりゃあ気になります。
今回やっと、おひとり様で1泊してきました。部屋のこと、お風呂のこと、朝食のこと、そして「ちょっとわかりにくい」料金のことまで、まるっとレポートします。
源泉かけ流しの宿「きなっせ」ってどんな宿?
道の駅 水辺プラザかもとは、物産館・天然温泉・レストラン・パン工房・宿泊施設・体験設備がそろった複合施設。その敷地の一角、内田川沿いに建っているのが「きなっせ」です。
いちばんの特徴は、全室に源泉かけ流しの内風呂が付いていること。大浴場に行かなくても、部屋のお風呂でかけ流しを独り占めできます。
ホテルや旅館というより、建物はロッジ形式で馴染みやすく懐かしい感じ。館内の表示も「農村交流施設 きなっせ」となっていました。
お部屋は全部で8室

公式サイトによると、お部屋は3タイプ・全8室です。
- 平屋建て(8畳・計4室)/畳タイプ2室、フローリングタイプ2室
- ロフト(1階6畳+ロフト6畳の計12畳・計2室)/フローリングタイプ
- 二階建て(1階8畳+広縁のある2階12畳の計20畳・計2室)
館内に貼ってある間取り図を見ると、お部屋にはそれぞれ名前が付いていて、内風呂の種類も違っていました。
| タイプ | お部屋の名前(内風呂) |
|---|---|
| 平屋造り | さくら(岩風呂)/しょうぶ(タイル風呂)/さざんか(岩風呂)/けやき(タイル風呂) |
| ロフト | 日ノ岡(岩風呂)/一本松(桧風呂) |
| 二階建て | 不動岩(岩風呂)/八方ヶ岳(タイル風呂) |
岩風呂か、タイル風呂か、桧風呂か。お風呂目当てで行くなら、ここは予約前にチェックしたいポイントですね。
今回の宿泊プランと料金
じゃらんから予約して8,150円でした
私はじゃらんの「お一人様限定/朝食バイキング付」プランを予約。部屋タイプは洋室14.6平米の平屋建てでした。
- 1泊朝食付き・1部屋1名利用
- 割引クーポン利用で 8,000円(税・サービス料込)
- 現地で別途 入湯税150円
- 合計 8,150円
- 支払いは現地でカード決済
平日泊でしたが、平屋4室は全室満室でした。

公式の宿泊料金は「部屋代+管理費」
ここ、ちょっとわかりにくいので整理しておきます。きなっせは部屋売りの宿。つまり「お部屋代」に「管理費(1人ごと)」を足したものが宿泊代になります。
お部屋代(公式サイト・館内配布の料金表より)※2026年9月宿泊時のものです
| 部屋タイプ | 平日 | 休日前 | シーズン |
|---|---|---|---|
| 平屋(4名様用) | 10,240円 | 12,800円 | 15,360円 |
| ロフト(6名様用) | 12,800円 | 15,360円 | 19,200円 |
| 2階建(10名様用) | 19,200円 | 23,040円 | 26,880円 |
※上記はいずれも4人利用までの金額。4人を超える場合の割増は1人につき、平屋1,280円/ロフト1,670円/2階建1,920円
- 大人(中学生以上)1,280円
- 小学生以下 900円
- 乳幼児は基本無料(布団が必要な場合のみ700円)
- 宿泊:1人につき150円(管理費とは別払い)
- 貸切風呂:1部屋あたり30円
- 休日前=土曜日および祝日の前の日
- シーズン=12/29〜1/5、4/28〜5/5、8/10〜8/17
たとえば平日に平屋のお部屋へ大人1人で泊まると、10,240円+管理費1,280円+入湯税150円=11,670円という計算になります。
おひとり様だと、部屋売りの料金設定はちょっと割高なんです。逆に人数が増えるほどお得になる仕組み。だから私は、じゃらんの「お一人様限定プラン」を使いました。ひとり旅の方は、じゃらんや楽天トラベルのプランを一度のぞいてみるのもおすすめです。⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎
じゃらんの場合はこちら▶︎じゃらんできなっせのプランを見る
なお公式サイトには、①平日割10%割引(平日限定・当日販売可)、②早割10%割引(30日先の予約が可能/特典:温泉「湯花里」オリジナルタオルプレゼント)、③楽天トラベル・Yahoo!トラベルでのANA・JALとの航空券セット販売、というお得プランの案内もありました。
予約は宿泊日の6ヶ月前から可能です。
チェックイン時に渡されるもの
フロントで受け取ったのは、この5点でした。
- ゴミ袋3枚 … ペットボトル/ビン・缶/燃えるゴミに分けて入れてくださいとのこと
- 「利用中」の掛札 … 入室中の表示。玄関の扉にかけます
- 部屋の鍵
- 大浴場(湯花里)の入浴券
- 朝食券
ゴミの分別があるので、お菓子や飲み物を持ち込む方は覚えておくとスムーズです。

お部屋のようす(平屋・フローリング8畳)
今回のお部屋は「けやき」。平屋のフローリングタイプ。


- フローリングにちゃぶ台と座布団
- 布団は自分で押入れから出して、シーツ・カバーを掛けるスタイル
- ちょこっとしたベランダ付き。お子さんは喜ぶかも
- 広さは、大人2人+小さなお子さん2人くらいまでかなという印象
コンセント・Wi-Fi
- コンセント:居室内に2口×2箇所、洗面台に2口
- Wi-Fi:あり
スマホとパソコンを充電しながらでも、充分足りました。
備品はこんな感じ
居室内には、電気ポット(保温できるタイプ)、電子レンジ、冷蔵庫(冷凍機能なし)。

床に置かれたカゴの中身は、バスタオル・小さめのタオル・歯ブラシ・アメニティバッグ、それにかけ布団カバー・シーツ・枕カバー。ちゃぶ台の上のカゴには、急須と緑茶(ティーバッグ)、湯呑み、ふきんが入っていました。

スリッパと浴衣は要チェック
ここ、けっこう大事なポイント。
- スリッパがありません。(トイレ用スリッパはありました)居室のなかを裸足で過ごすのに抵抗がある方は持参を
- 浴衣もありません。持参するか、有料200円でレンタルできます

いちばんの目当て、源泉かけ流しの内風呂
さあ、本題のお風呂です。
浴槽は、大人2人が同時にゆっくり足を伸ばしても十分余裕がある広さ。洗い場はやや狭めです。

お湯は期待どおり。肌にしっとりと馴染むお湯が本当に心地良かった。源泉が少し高温なので、水道の水を足しながら好みの温度に調整します。あ〜つくづく、日本人で良かったと感じるこの瞬間。
お湯のスケジュールがちょっと独特
給湯はスタッフルームでしか操作できないそうで、チェックイン時に当日と翌朝の入浴開始時刻を聞かれます。流れはこんな感じ。

公式サイトにも「各部屋の内風呂のご使用時間は23:00まで/翌朝は各部屋ごとに6:00より利用可能」と記載があります。
つまり、夕方から夜11時までずーっとかけ流しが出っぱなし。何回入ってもいいわけです。贅沢すぎませんか。

泉質はアルカリ性単純温泉
館内の掲示によると、泉質などはこちら。
- 温泉湧出地:鹿本郡鹿本町大字梶屋字中又1194
- 泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性・低張性・高温泉)
- 泉温:46.3℃
(掲示は平成16年3月19日 熊本県山鹿保健所長)
宿泊者特典:天然温泉「湯花里」の入湯券
宿泊者は、水辺プラザの天然温泉「湯花里」の入湯券がもらえます。せっかくなので私も利用しました。
…が、正直な感想を言うと、私はかけ流しの内風呂の方がお湯が良かった気がします。もちろん湯花里も広くて気持ちいいので、両方楽しむのが正解です。
湯花里を利用する際は、靴ロッカー用の100円(戻ってくる)と、脱衣室内のロッカー用10円(戻ってこない)の小銭を用意しておいたほうが良いです。小銭がない場合は、受付横の券売機で両替できます。

朝食は水辺プラザ「まんま」でビュッフェ
朝食は水辺プラザ1階のレストランで。チェックイン時に「朝食は7時から8時半まで」と説明があり、朝食券にも「AM7:00〜AM8:30」と書かれていました。


- 地元の野菜を使った料理
- 地元養鶏場から直送される生卵
- 手作り惣菜
- 郷土料理の「のっぺい汁」
- 水辺プラザ特製パン
食べてみた感想

のっぺい汁
ごぼうとしいたけの旨味がしっかり出ていて、これがおいしい。野菜たっぷりです。
サラダ
生野菜がとにかく新鮮。いちばん嬉しかったのはミニトマトです。ひとつひとつヘタを取って、きれいに洗ってある。ビュッフェでミニトマトにここまでしてあるの、私は初めてでした。

カレー
懐かしい「お母さんのカレー」といった感じ。お子さんでも食べられる甘口です。
デザート
この時期はぜんざいが栗ぜんざいになっていました。ランチビュッフェで食べたことはあったけれど、朝食でも食べられるとは。ラッキー。きな粉白玉と杏仁豆腐も取って、カフェラテと一緒にいただきました。

朝からフルコースになっちゃいました。これだけの手作り料理を朝から並べるのは大変だろうな…と、感心しつつ感謝しながら完食です。
夕食はどうする?
きなっせでは、宿泊日の2日前までにお弁当形式の夕食を予約できます。公式サイトに載っていたメニューはこちら。
- ハンバーグ弁当 1,000円
- バラ寿司御膳 1,500円
- 黒毛和牛焼肉御膳 2,000円
- うなぎ御膳 2,000円
私は今回、お弁当は注文しませんでした。せっかくだから、できたての料理が食べたかったんです。
というわけで、きなっせから車で15分ほどの洋食屋さん「ビストロ蛮」を予約して行ってきました。そちらは別記事でどうぞ。▶︎ビストロ蛮の記事を見る
泊まらなくてもOK!日帰りの貸切風呂
きなっせには外来専用の貸切風呂があるわけではなく、宿泊者用の内風呂を日帰りで貸し切りにするスタイルです。
館内で配布されている案内表の料金がこちら。※2026年9月宿泊時のものです
| 利用時間 | 平屋(4名まで) | ロフト(4名まで) | 2階建て(4名まで) |
|---|---|---|---|
| 50分 | 1,280円 | 1,600円 | 1,600円 |
| 1時間50分 | 2,560円 | 3,200円 | 3,200円 |
| 2時間50分 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
| 3時間50分 | 4,400円 | 4,400円 | 4,400円 |
| 4時間50分 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 |
- 割増料金は1名につき400円×時間
- 1時間50分利用からは予約可能
- 予約受付は午前9時〜午後7時
利用できるかどうかは、宿泊状況しだい。 電話で確認したところ、宿泊のお客さんが優先なので、
- その日に宿泊予約が入っていなければ、予約なしでも利用可能
- 宿泊予約がある場合でも、14時までに上がれるなら利用可能
とのことでした。行く前に必ず電話で確認するのが確実です(0968-46-1132)。
なお公式サイトの貸切風呂料金は「平屋50分1,280円・ロフト/2階建50分1,600円、追加1時間ごと同額」「4人を超える場合の割増は中学生以上640円・小学生390円」という表記になっていました。長時間利用を考えている方は、電話で最新の料金を確認してみてください。
基本情報・アクセス
| 項 目 | 内 容 |
|---|---|
| 施設名 | 源泉かけ流しの宿 きなっせ(農村交流施設 きなっせ) |
| 住所 | 〒861-0312 熊本県山鹿市鹿本町梶屋1257 |
| 電話 | 0968-46-1132(宿泊・貸切風呂)/受付9:00〜19:30 |
| チェックイン | 16:00 |
| チェックアウト | 10:00 |
| 予約 | 公式サイト、じゃらん、楽天トラベル、Yahoo!トラベルなど |
| 支払い方法 | クレジットカード、PayPay、d払い、au PAY、現金 |
| 駐車場 | 無料。各部屋の前に1台。2台以上の場合は隣接の水辺プラザ共用駐車場へ(かなり広いです) |
| 公式サイト | 道の駅 水辺プラザかもと 公式サイト |
※金額や内容は2026年9月利用当時のものです。
キャンセル料は公式サイトによると、7日前〜2日前3,000円/前日は基本料金の50%/当日は100%。
私のようにじゃらんなど予約サイトを経由した場合は、各サイトの規定が適用されます(私の予約では7〜3日前30%/2〜1日前50%/当日100%となっていました)。
予約サイトによってプランも料金も違うので、比較してから予約するのがおすすめです。
まとめ:お部屋よりお風呂重視の人に
正直にまとめます。
- 旅館らしい上質な住空間を求める人
- 至れり尽くせりのおもてなしを期待する人
- とにかく源泉かけ流しを心ゆくまで堪能したい人
- 家族やグループで気兼ねなく過ごしたい人
- 道の駅の温泉・レストラン・物産館もまとめて楽しみたい人
- 朝ごはんをしっかり食べたい人
お部屋はシンプル。でも、夕方から23時までかけ流しが出っぱなしの内風呂は、本当に贅沢でした。お風呂重視の方にはぴったりだと思います。私にはちょうど良かった。
気になっていた宿にやっと泊まれて、大満足の1泊でした。山鹿方面でおひとり様温泉を考えている方も選択肢のひとつにどうぞ。

